岐阜県岐阜市のお客様から、【ニッカ 宮城峡シングルモルト】をお買い取りさせていただきました。
➰宮城峡の歴史➰
2ヵ所以上の違う土地でできるウイスキーをブレンドすることが理想であると考えていた竹鶴政孝の命を受け1967年に当時北海道工場長であった竹鶴威は同じウイスキーづくりの理想を抱く何人かと余市に続く第2の工場予定地を探していました。条件は余市のある北海道より南に位置し、近くにきれいな河川があり平坦な土地であることでした。調査の結果、広瀬川と新川の合流点周辺がその条件に適していた為、同年5月12日竹鶴政孝がこの地を訪れ水質を絶賛したことから建設が開始されました。美味いウイスキーをつくれるのは自然の恵みがあってこそという信念を持つ竹鶴は工場建設の際伐採は最低限に留め、出来るだけ樹木を残し電線は地下に埋設することを指示しました。そして建設開始からわずか2年後の1969年に宮城峡蒸溜所は始動しました。様々なウイスキーをリリースする傍ら1976年には食品業界初となるコンピューターを取り入れたり、製造における機械化をいち早く取り入れた蒸溜所です。さらに竹鶴の信念を受け継ぎ自然保護を大事にしヤマメの稚魚1万匹を放流や、工場敷地内の緑を大切にし1983年、1986年に緑化優良工場として通商産業大臣賞を受賞しました。
