神奈川県伊勢原市のお客様から、【ラフロイグ 15年】をお買い取りさせていただきました。
➰ラフロイグの歴史➰
創業者はジョンストン兄弟であり、もとは「マッケイブス」と名乗っていました。しかしジャコバイト蜂起に失敗した後に名前を変え1810年頃にアイラ島のラフロイグに定住しました。ジョンストン兄弟は牧畜と並行して家畜の飼料となる大麦でウイスキーを造り、兄弟が蒸留したラフロイグのウイスキーは島内で評判となりラフロイグ蒸留所を設立しました。兄弟の子孫が蒸留所の経営を引き継ぎましたが、1887年に経営権はハンター家に移る事になります。1954年なたオーナーのイアン・ハンターが亡くなり遺言により経営権はイアンのマネージャーをしていたベッシー・ウィリアムスへ譲渡されました。ベッシーは元々ウイスキーの蒸溜とは無縁な会社員であり、スコッチ・ウイスキー史上最初の女性の蒸留所所長となりました。ベッシーは独自のフロアモルティングと品質を保持しつつ生産性を高めることに成功し、ベッシーは1970年まで所長を務め現在のラフロイグの名声はベッシーによるところが大きいと言われています。