静岡県焼津市のお客様から、【ハイン ナポレオン】をお買い取りさせていただきました。

➰ハインの歴史➰
1763年の創立から約250年以上の伝統を持つ老舗コニャックメーカーです。グランド･シャンパーニュに120haほどの土地を所有しており、そのうちの70haをブドウの栽培に利用し残りは植物と動物を保護しつつお酒を生産する為だと言われております。トーマス･ハインは1791年、フランス語の勉強とコニャック造りの技術を学ぶためにコニャック地方へ移住しました。フランス革命のさなかだったのと外国人ということで一度はスパイ容疑をかけられましたが、デラマン社に入社し持ち前の真面目さと勤勉さで1796年に社長の娘フランソワ･エリザベスと結婚し同社の共同経営者となりました。英語とフランス語のスキルを活かしてイギリスへの輸出ビジネスを発展させ、イギリスの上流階級で愛飲されるコニャックの地位を築きました。そして1817年にはトーマス･ハインは社長に就任し社名をトーマス･ハイン･アンド･カンパニーと改めました。その後は1822年に亡くなるまで会社の発展とコニャックの品質向上に努め、彼の息子たちに経営は引き継がれる事になります。ハインのシンボルマークである横たわる鹿の紋章は、古英語で牝鹿を意味するhindとハインの発音を掛けたのが由来と言われ、後に英国で高貴さの象徴とされる牡鹿に変更され現在の姿になりました。1962年には英女王エリザベス2世から英国王室御用達の栄誉も授けられました。ハインのボトルにはハインの鹿とともに英国王室の紋章が描かれています。