徳島県鳴門市のお客様から、【レミーマルタン セントークリスタル】をお買い取りさせていただきました。
➰レミーマルタンの歴史➰
1695年2月、ルイヤックの小さなワイン商に、ひとりの男の子が誕生しました。彼はレミーと命名され、幼い頃より父のワインづくりを手伝いました。1724年レミーは30歳を迎える頃になると、広大な土地と義父から学んだ商いに対する情熱、さらにワインづくりの技術という3つの財産を持っていました。そして彼は、所有地を拡大しようとする野心と盛んな起業家気質を原動力にレミーマルタン社を創業したのです。4代目のエミール・レミー・マルタンは、レミーマルタンブランドを確固たるものとするため、高度な品質管理体制や経営方針を整えたり、それまでの樽売りと併せて、当時、なかなか浸透しなかったコニャックの箱売りなども手がけました。また後世にも残る大きな仕事となったのは、ルイ13世をレミーマルタンの中で最も美しいボトルに詰めて世に送り出したことです。もともとこのボトルのオリジナルは、当時よりはるか昔カトリックとプロテスタントが争っていた戦場の跡地から発見されたものでした。エミールは、フランス王家の紋章で飾られ、ルイ13世王朝期のイタリアルネッサンスから影響を色濃く受けた、この華麗なボトルが一目で気に入り、自社の中で一番高貴な商品を詰めようと考えました。そしてこのボトルの複製権を得たエミールは、最も優れたグランド・シャンパーニュの畑から生まれる最上のコニャックを詰め、ルイ13世の名でリリースしました。